誰もがその場所から飛び立てるのを信じてた

9月17日土曜日テアトル新宿他全国公開

監督
山下敦弘「マイ・バック・ページ」「味園ユニバース」
原作
佐藤泰志「オーバー・フェンス」(小学館刊「黄金の服」所収)
脚本
高田亮
音楽
田中拓人

2016年/日本/カラー/ヨーロピアンビスタ/DCP5.1ch/112分

©「オーバー・フェンス」製作委員会

製作
永田守
製作統括
小玉滋彦
余田光隆
エグゼクティブプロデューサー
麻生英輔
企画
菅原和博
プロデューサー
星野秀樹
アソシエイトプロデューサー
吉岡宏城
佐治幸宏
米窪信弥
キャスティングディレクター
元川益暢
ラインプロデューサー
野村邦彦
撮影
近藤龍人
照明
藤井勇
録音
吉田憲義
美術
井上心平
編集
今井大介
制作プロダクション
ツインズジャパン
製作
TCエンタテインメント
TBSサービス
アイリス
東京テアトル
巖本金属
TBSラジオ
ひかりTV
ツインズジャパン
ギークピクチュアズ
東京テアトル70周年記念作品
配給・宣伝
東京テアトル
北海道配給
函館シネマアイリス
特別協賛
北海道新聞社
助成
文化庁文化芸術振興費補助金

美しく壊れかけた男と女の物語

『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』に続く、孤高の作家・佐藤泰志原作 函館三部作 最終章

家庭をかえりみなかった男・白岩は、妻に見限られ、
東京から故郷の函館に戻りつつも実家には顔を出さず、
職業訓練校に通いながら失業保険で暮らしていた。
訓練校とアパートの往復、2本の缶ビールとコンビニ弁当の惰性の日々。
なんの楽しみもなく、ただ働いて死ぬだけ、そう思っていた。
ある日、同じ職業訓練校に通う仲間の代島とキャバクラに連れて行かれ、
そこで鳥の動きを真似る風変りな若いホステスと出会う─ 。
名前は聡(さとし)。
「名前で苦労したけど親のこと悪く言わないで、頭悪いだけだから」
そんな風に話す、どこか危うさを持つ美しい聡に、白岩は急速に強く惹かれていくが… 。

孤独、哀しみ、愛情、すべてを包み込む函館、遠い幻のような一瞬の夏、フェンスの先にあるのは愛か、希望か――